取引の裏側 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
プーケットの虎たちのメンツ紹介が終わって、
その内幕へ行く前に, 全然関係ないけど、日々の暮らしの中の話題ひとつ。
一昨日、ワイフの友人がうちに晩飯を食いに来たんよ。
永らくご無沙汰やったんで、彼女の好きなハイネケンを買っておいて、旧交を温める。
(幸い、バンコクでは酒類販売は5月3日から再開されており7-11で普通に買える状態。
ちなみにワシはLEO派。)
タイ語での会話はところどころしか分からんけど、
なんとなく、それなりに。。。
話題のうちの一つが、自宅の購入。
いつもなら一緒に来るはずのもう一人の仲間が、
バンコク郊外に中古タウンハウス(日本風に言うたら長屋)を買うたんよ。
それはワシも知ってたけど、
別にどうこう言う筋合いもないし、
すっかり頭から外れてた。
(香港の超人といわれるアジア一の大社長、李●誠さんも
”自分の返済能力の中での自宅購入は良い投資である”
と言うてはった。
*注:住んでる国にもよるやろけどね。)
でも話を聞いていると、
「あの子、コロナで仕事もあがったりで、
最近田舎に帰ってるんよ。」
「親戚はみ~んな田舎に住んでるし、結婚する気配もないし。」
「ローン払い続けるんも大変やね。」
「本人も“しもた”みたいなこと言うとったわ。」
ありゃ。
人様の経済活動にくちばし挟むつもりはないので、
もちろんワシは黙って聞いてるだけやけども。
(これ、出口ないがな。。。)
会話の内容を簡単に言うと、
*貯金の大部分を頭金にローン組んで中古タウンハウス購入。
*土地付きではあるものの、あまり便利な地域ではない。
*隣近所には“貸家”“売り家”の看板が目立つ。
*コロナによるロックダウンにより、収入ストップ。
*生活費の安い田舎に避難。
*バンコク引き払うのもそう先ではなさそう。
(なんか、どこかの国でもありそうな。。。)
家賃で借り続けるより、自分の家のローン払ってる方が安堵感あると思ったんかなぁ。
こんなん、いくら親しくても、下手に何か言うたら、余計なお節介になるからなぁ。
せっかく一生懸命貯めたお金やのに、
投入するとこ間違うたらぜ~んぶパーやがな。
これ、コロナの問題がなくても早晩行き詰りそうなパターンやな。
エライことにならんかったらエエけど。。。
どんな条件で買うたんか知らんけど、
その昔、ある人が教えてくれはった、
「取引というのは
こっちが“喜んで買う”裏で、
相手が“喜んで売っている”。」
という言葉を思い出さされる話でしたわ。
では次はプーケットのタクシーの虎たちの内幕いろいろ。