ときに魔が差す? プーケット タクシーの虎(7)
ほな、なんでまともな取り分もらっててもやるヤツはやるんや?
のつづき。
それは“管理”がないからや。
“あとはちゃんとやってくれるやろう。”
では管理にならんのよ。
それでは、
“どうせ分からんやろ”
となるわけ。
(プーケットは忙しいシーズンとヒマなシーズンが極端やから、
稼げるときに稼ぎまくろうとするわけや。)
それやったら“一回きりの客”になってまうのよ。
(どうせ二度と会わん客やから、絞れるだけ搾り取ったれ、となるわけ。)
そうならんように、
“信頼してお任せしてますから責任ある仕事してくださいよ。”
“乗車前までオペレーターがいくら良い仕事しても最後はドライバーの仕事にお客が満足してやっと我々のサービスは完了ですよ。”
“お客は一回きりやないですよ。
毎年来てくれる人もおるし、知り合い紹介してくれる人もおる。
お客の信頼が明日の仕事につながるのよ。”
“お客のムチャぶりを全部聞け、言うてるんとちがうよ。
聞けることは聞く。無理は断る。誤解は解く。
ちゃんと正当な評価するためのチェック機能もありますよ。”
“お互い長く一緒に仕事できるように協力しましょね。”
こういうことをドライバーに理解してもろて信頼を深めるわけやわね。
まともな仕事してる職場やったらどこでも同じよ。
でも、
“口だけやったらアカンのよ。”
信頼関係を深める。
でも絶対丸投げはせん。
人間、必ず間違う、忘れる、魔が差す。
100回に1回の間違いをドライバーとオペレーターが協力して0に近づける。
*ドライバーのGPSロケーションを把握。
*お迎えの時間前にはドライバーに必ずリマインドメッセージ。
*到着便の過去履歴とフライトステータスは常に把握しドライバーに通知。
*お客PickUpのレポートを徹底。
書いたらえらいカッコええけど、
こんなしんどい事、この島でうちの会社以外たぶん誰もやってないで。
これが窮屈や、いうて離脱する運チャンも多いのよ。
そんな人は辞めてもらうしかないわな。
お客、ドライバー、島、弊社”の“四方良し”やないと。。。
昔のプーケットの●ンピラまがいの運チャンみたいに、
一見さんをボッてナンボじゃぁあかんのよ。
(プーケットの平和はワシらが守る。)
長々続いたプーケットのタクシーの”ボリ”関連はひとまずおしまい。