移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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外国人夫がタイ人ワイフに絶対服従のワケ  プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

タイに住んだことがある人にとっては常識レベルの話やけど、
この国に“住む”に関して以下のような決まりがある。

90日レポート
これは入国して90日以上連続して滞在する場合、その90日目の前に当局に出頭し、

「無地にあんじょう生活させて頂いとります。」

と、お知らせをするシステム。
以降もロールオーバーで繰り返し。
お知らせが遅れたら罰金。

TM30
これは外国人を自分の建物に宿泊させるいわば“家主”が、

「うちにこんな外国人を滞在させております。」

と当局にお知らせするシステム。
これは到着後24時間以内にレポートせんと罰金。
報告するのは家主。でも罰金はその外国人でっせ。泣
(ホテルがパスポートのコピーを取るのはこの報告をするため。)

 

タイに住んだことがない人は知らんでしょうが、
この国は在住外国人に対する管理システムは結構厳しいもんがあるんよね。

簡単に言うたら、
得体の知れん外国人が国内で管理もされず、どこにおるかも分からんようになって、
何やってるかどころか、生きてるか死んでるか分からん、という状況にならんように、ということでしょうな。

ちなみにこれらの決まりはビザとはまた別物でっせ。
ビザはビザで取って、しかもこれらの決まりにも従わんといかんのです。

 

おもろい話やけど、
ワシが住んでるコンドはワイフの名前で購入してます。
ということは当然持ち主の名義はワイフですわな。
じゃによって、TM30に関してはワシのワイフが、

「こんな外国人を私のうちに住まわせております。」

と、当局にレポートしてるわけよ。
要するに、”家主”であるワイフがワシに愛想尽かして、

「この男、エエ加減どっか行ってくれへんかな。」

と思ったら、このTM30をやらへんとか、っちゅう具合にジワジワ外堀埋められるわけよ。

まあ、配偶者ビザの更新は絶対夫婦揃って申請せないかんので、
それを拒否されたら即死やけどな。

ちなみにワシ、今ちょうど90日レポート提出する時期でんねん。
しかも初めて。
今までほぼ毎月香港と言ったり来たりしてたんで、
90日以上タイに連続で滞在したことなかったんよ。

 

これらの手続きは一応、ウェブサイトやアプリで出来ることになってるんやけど、
噂通り、
ウェブサイトからの申請は“エラー”。
アプリは稼働せす。。。
どないしまひょ。

実はしばらく前、コロナの影響で、これらの手続きとか、ビザ延長手続きとかで、外国人が窓口に殺到して、エライことになったのよ。
そこでタイ政府はもともとの滞在が切れていないということを条件に該当者は手続きを7月31日まで猶予する、と発表してます。

しか~し、ワシはそんな甘い言葉に乗っかって、7月末までホッタラカシにするのはイヤでんねん。
大体こんなケースはその期限になったらまた色々不測の事態が発生して、

「ああ、あの時やっといたら良かった。。。」

となるのよ。
外国に住む、っちゅうのは常に不安定な身分なんや、と自覚せないけまへん。
その不安定さの解消には“永住権”レベルの取得が必要になりますな。

但し、それは日本に帰る気がぜ~んぜん無い場合のことで、
都合よく日本と他国を半々とか、もう一つ以上の国も入れて、3拠点以上で動き続ける場合はそこまでの考えは要らんでしょうな。
不測の事態が起こったら、一番身分が安定してる母国に戻ったらエエんやから。
海外ノマド目指してる人の将来は明るいで!!
頑張りなはれや!!

ワシみたいに日本に帰る気がぜ~んぜんないと、
いろいろ綱渡りせんといかん場合もありまんねん。

そのうち、コロナで渡航制限が出始めた3月の香港脱出の顛末も海外生活を目指す人たちの参考になるかもしれまへんので、書いていきますわ。

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