絶対負けるゲーム プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
先日、VANのドライバー達が集会をやっているのをテレビでたまたま見かけましたんよ。
ローカルニュースなんで、
音声もテロップもタイ語で、内容が全然理解できまへん。
内容が理解できんでもおおよその検討はつきますな。
どこからどう見ても、
仕事がない、っちゅうことですな。
そら、ワシらも彼らのようなVANのドライバーにも仕事をお願いする立場ですから、
その惨憺たる内容は見るまでもなく分かっとります。
仕事がないのは分かってるんですが、
その集会の内容が分かりまへん。
そこでワイフにそのニュースを社員にとってキャプチャーを読んでもらったんですわ。
「ああ、
彼らはローンでVANを購入したのに、
観光業が冷え切って、
ぜ~んぜん仕事ないからローンの支払いが苦しいわけよ。
そこで、ローン支払いの猶予を検討して欲しい、
というような希望を団体として表明してるようやね。」
なるほど。
分かりました。
そう言えば、ワシらがプーケットで仕事をお願いしているドライバーのうち、
二人がコロナのちょっと前にVANの新車を購入したばっかりでしたわ。
彼らも同じようにローンの支払いは大変でしょうなぁ。
ところで、
プーケットでお付き合いしるドライバー達の多くは、
「もうちょっと頑張って貯金増えたら
今の車売ってVAN買うから、
その時はもっと仕事回してくれよ。」
と、合言葉のように言うてくるんですわ。
ワシらはそのたびに、
「やめとけって。
旅行もどんどん少人数化してるから、
VANよりもSUVの方がエエんちゃうかなぁ。」
って、言うんですよね。
でも、そっち方向で考えてるドライバーはみ~んなVAN 買うんですわ。
知ってるんです。
彼らがその後、どうなるか。
もちろん上手いことやってる人もいますけど、
よく聞く笑えん話は、
- 人数のまとまる仕事をくれる旅行会社の下請けの仕事をする。
- 旅行会社の仕事は支払い期日が遅い。
- 旅行会社の支払いが遅れがちになる。
- ある日その会社が無くなっている。
まあ、こんな具合ですわ。
普段の仕事のあるときは悪徳旅行会社にスッポンかまされ、
コロナの鎖国で仕事がなくなり、
どっち向いてもローン払えず、車は持って行かれる。。。
誰かが言うてましたわ。
「この世の中は、
誰が誰にお金を借りてるか、
っちゅうゲームや。」
そのババ抜き、
なんか、いつでも負けるヤツ決まってるんちゃいますかね。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
プーケットの平和はワシらが守ります。
プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。
deedeephuket.com