売国奴 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
以前も書きましたが、
ワシは自宅での食事が一番好きです。
でも、それってワイフにとっては毎日のことで、
メニュー考えたり、買い物したり、
やることはテンコ盛りで、そら延々と毎日続くと嫌になりますわな。
そこでワイフの機嫌が悪くなる前に、
タイミングを見計らってときどきは外食に出かけるようにしてます。
先日ワイフと行きつけの近所の小さなイタリアンレストランに行ってきました。
もちろんバンコクには星の数ほどのレストランがあり、
元々競争は厳しいんですが、
その店はワシらが住む地域ではけっこうたくさんの人に名前が売れているようで、しかも日本人駐在員にもよく知られてる店なんですね。
通常この店に行くのは平日の夕方、と決めてるんですが、
今回はいろいろあっていつものパターンとは違って日曜日の夕方でした。
どう考えても店がいっぱいで席がない、っちゅうのはあり得んので、
初めて予約なしで行ったんですが、
日本人の駐在員らしき10人ぐらいのグループが入っていました。
ホンマ結構なことです。
お客がなくて困ってるところもいっぱいありますからなぁ。
有難いことにワシらの席もちゃんと見つかり、
日曜日の夕食を楽しむこととなりました。
10人のグループの盛り上がった声が聞こえてきます。
暫く聞いてると、
その彼らがいかにこの街を楽しんで生活してるかが伝わってくるんですよね。
それを聞くとこの街(バンコク)がいかに恵まれてるか、
今の御時世、ホンマ痛感します。
こういう手ごろで美味い店を機会あるごとに仲間に紹介したり、
一緒に来たり。
そんな生活の基本のようなことがまだこの街では出来ている。
それはコロナ問題だけではないんですね。
かつてワシが愛した香港なんか、
コロナどころが、
この10年ぐらい前からだんだんと街の様子が変わってきました。
街の発展の方向がちょっと違うたんですね。
不動産価格の急激な上昇ですわ。
これ、
じつはホンマに凄いことなんですよ。
ミサイルも病原菌もウイルスも何もいりまへんねん。
不動産価格さえ上がれば、それでエエんです。
関係者はみ~んな儲かるんです。
でも、サスティナブルではないんですよね。
ババ抜きみたいに最後の誰かがみ~んな被るんです。
ワシが香港に住んでた時、
そら、いろ~んな美味い店知ってました。
しかも安いの。
でもねぇ、
み~んなやめましたわ。
老舗から新鋭から、ぜ~んぶね。
そらそうでしょ。
やれるわけないし、やる意味もない。
- 自己物件でない場合
当然、家賃高騰。
価格維持不可能。
値上げを迫られ事業継続できず撤退。
- 自己物件の場合
物件価格高騰。
売れば何十億円。
そら、しんどい飲食業やめて引退しますわな。
愛するバンコクやプーケットがそんなキ●ガイみたいなことにはなってほしくないんですが、逆にゴーストタウンみたいになるのは。。。
バンコクはまだマシです。
それなりの住民の数とコミュニティーの厚さがあるんで、
全部は生き残れんにしても、それなりに生き残れる店もあるでしょう。
でも、プーケットはこのままでは苦しいですわ。
ワシが内心一番恐れてるんは、
政府がこういう観光地を土地ごと“あの国”の投資家に売ってしまうこと。
もし、これやったら、
この国は終わりまっせ。
それだけは絶対やったらあきまへんで。
その後の姿、はっきり見えます。。。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
プーケットの平和はワシらが守ります。
プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。