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コロナ禍のバンコク不動産投資(8)交渉事の鉄則  プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

さて、コンドミニアム購入の価格交渉の話に戻りましょう。

 

前回、相手が両者の差額を埋めるために再度歩み寄ってきたところで、
ワシはここがタイミングやと思い、
ちょっとサバを読んでいた指値と心の中のホンマの希望値の差額をここでカードとして切ることにしました。

 

「こちらははじめから慎重に詳細に計算して、
最大限の誠意をもって自分が出来る最高の値段で指値さしてもろてます。
なので、その指値がワシのホンマのべストオファーです。

でも、オーナーさんの誠意はホンマ有難く感じでますし、
実際は予算オーバーになりますけど、
ちょっと色つけさせてもろて、
希望値段を******とさせてもらいます。

もう、これ以上、さかさまにしても鼻血も出まへん。
オーナーさんの返事お待ちします。」

 

この値段がキツイことは百も承知です。
でも、投資案件ですから、入口で妥協すると最後まで苦しむことになります。
ワシにとって、この値段の一線は絶対に譲れんのです。

ワシの感覚では相手はもうノックアウト寸前のフラフラです。
落城寸前というところでしょうか。

でも、こういう交渉事にはメンツというもんがありますから、
こっちもちょっとは譲歩しているフリもせなあきまへん。
それと、相手も最後のあがきで、タオル投入の前に必死で以前内見に来た購入希望者に連絡を入れてるかもしれまへん。

 

まあ、オーナーの売値で買いたいという人が急遽出てきたら、
ワシはスッパリ諦めます。
その場合は縁がなかったんです。

なので、あとは待つのみ。
相手から何か言うてくるまで、
こっちから連絡は一切しまへん。

 

待つことキッカリ一週間。

エージェントからメッセージが来ました。

「OOさん、
オーナーのオファーは@@@@@@で前回と同じです。
この値段でもう一回検討してもらえまへんか、
とのことです。」

 

まあ、予想通りの返事です。
しかも、返事のタイミングまで予想通り。
ワシは希望値段以上ビタ一文出すつもりはおまへんけど、
もう一つ奥の手がありまんねん。

「ワシのべストオファーは元々XXXXXXやったんやけど、
オーナーさんの誠意を感じたんで、
追加のリスクを受け入れて******を提示させてもらいました。
これがワシの出せる目いっぱいの金額です。

******を受け入れてくれるんやったら、
今の入居者さんの契約満了までの家賃は引き続き今のオーナーさんに受け取ってもらう、っちゅう条件でもよろしいでっせ。」

 

と言うのは、
このコンドには入居者さんがまだ住んではるんですわ。
ただ、その契約が会社名義の契約になってるんで、
税金処理とかがエライややこしなるんで、
ワシはこの契約をそのまま引き継いで家賃もらうんはちょっと乗り気やないんです。

その期間というのももう僅かで、
残りの家賃総額は現時点の売り手と買い手の希望値段の差よりは小さいですが、
オーナーにとっては“気休め”にはなるでしょう。
ワシにとっては実害はゼロです。

 

さて、またしてもボールをオーナー側に返球して、
あとは返事を待つだけです。

でも、ワシの感覚ではワシの提案はおそらく受け入れられると踏んでます。

そう話をするとワイフが、

「なんで分かるん?」

と聞いてきました。

 

「物事に絶対はないから、
100%とは言わんけど、
この話は決まると思う。

交渉事っちゅうもんは、
その交渉が決裂したときに困る方が弱い、っちゅう仕組みになってるんや。」

 

 

プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。

プーケットの平和はワシらが守ります。

プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。

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