プーケットのカウントダウン タクシー屋泣かせ
話の途中ですが、
“早朝お迎え”で思い出した話ありまんねん。
2018年12月、
香港でエライお世話になってるXX兄さんから突然
「おう、OO。
うちの娘が友達と女二人で年末年始プーケット遊びに行くらしいねんけど、
プーケットのタクシーはごっつ評判悪いて聞いてるから、
deedeephuket であんじょう頼むわ。」
「え。
年末年始ですか。。。」
(普段、現場のオペレーションは完全にタイ人オペレーター達に任せてるけど、
さすがに今回は自分でやらんとマズイなぁ。)
ますは、滞在中のプランを聞く。
*一人は香港から、一人は中国から。しかも両方深夜到着。合流してホテルへ。
*カタビーチのホテル泊。
*12月31日にカタをチェックアウトして空港そばのホテルに移動。
*荷物置いてパトンにとんぼ返りして、カウントダウンをエンジョイ。
*カウントダウン終了後、空港そばのホテルに移動。仮眠。
*元旦朝5時に起きて早朝便で帰国。
ああ~。
カウントダウンのパトンは人大杉。
ソンクランの日とカウントダウン前後のパトン出入りは、猛烈な渋滞で全然車動かんから、まったく話にならんのよ。
しかも、最盛期でタクシーは圧倒的な不足で売り手市場。
当然、ボッタクリや揉め事も頻発。
「今回は特殊な時期や、悪い事言わんから、他で安いところがあっても、
うちのサービス使う方がエエ。
安全第一やからな。
うちの値段はプーケットでは至極一般的や。
ドライバーとの合意の値段でやってるから、
父ちゃんのカオでも特別値引きとかは出来へんで。」
*カウントダウン前後のパトンへ出入りは無謀。
*早朝便のためだけに空港そばに泊まるのは往復のタクシー代と時間がもったいない。
よって、以下の提案。
*空港そばのホテルをキャンセル。
*寝たいなら31日だけパトン内にホテルを予約。
*朝4時に鉄板ドライバーが迎えに行くので絶対飛行機には間に合う。
素直に提案を受け入れ、しかもパトンで仮眠用のホテルが取れたらしい。
到着遅れやの、イミグレ超ゲキ混みやの、
いろいろあったけど、無事プーケットをエンジョイし、
カウントダウンも楽しんだんやろうねぇ。
さて、朝4時。
(元旦でっせ。)
仕事の割り振りの具合で、この出発のフォローは経営パートナーの△△にお願いしたんよ。
鉄板ドライバーは4時前にホテル到着。
△△はXX兄さんの娘に到着を知らせるLINEメッセージ。
未読。。。
鉄板ドライバー、フロントに言うて部屋に電話。
取らない。。。
△△、LINEで直接電話かけまくり。
取らない。。。
死んでるんちゃうか。。。
そろそろ空港行きのカウントダウン。。。
OMG!!
結局、電話とLINE鳴らしまくって、
やっと起床。。。
(これ、タクシー屋の仕事ちゃいまっせ。しかも元旦。。。)
その日の夕方、ワシに爽やかなLINEメッセージ。
「OOさん、プーケット最高でした!
△△さんにも大変おせわになりました。
ありがとうございました。」
そら、最高に世話になったわなぁ。
ご無事で、あけおめ。
今回は何とか起きたからまだよかったけど、
deedeephuketの歴史上、ひとりだけ(今のところ)、そうならんかったお客もおったんよ。
早朝、電話鳴らして、ドア叩いて、何とか起きた彼曰く、
「ごめん。。。
飲みすぎや~。
起きられへん。
飛行機もキャンセルするわ~。
タクシーもキャンセルお願い。
ゲ~~。 ゲロゲロ。。。オエ~。。。」
これホンマでっせ。
どっちのパターンもタクシー屋としてはちょっと。。。
次こそは、
“結構手の込んだことする不埒な輩(ホテル編)”