移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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不埒な悪行三昧。 プーケット タクシーの虎(4)

“結構手の込んだことする不埒な輩(ホテル編)”


**弊社の実例**
ある日、インド人のお客さんからホテル移動のタクシーご予約
このお客さんはそれ以前にも空港お迎え、観光チャーターなどご利用履歴あり。


ところが、弊社ドライバーが指定時間前にホテルに到着すると、
フロントがうちのドライバーに言うたセリフは、


「お客様は既に別のタクシーで出発されました。」

 

始めはてっきり、このお客さん他に安いタクシーでも見つけて
うちの予約をブッチしたと思たがな。

 

ヽ(#`Д´)ノ


怒りを抑えつつお客にメッセージを、

「弊社ドライバーはご指定のお時間前ホテルにお迎えにあがりましたが、お客様は既に他のタクシーで出発された後でした。
どうしてこのようなことが起こったのでしょうか?」


1時間ほど後、

 

お客さんからの返事。(日本語にしたらこんな感じ)


え!
ますます意味分からんがな!
フロントから電話あってタクシー着いたいうからホテル出て移動したんよ。
でも次のホテルに着いたら、料金1,200Bてぬかしやがったんじゃ。
予約で800Bいうてたやないか!て大モメの挙句800Bでケリつけたけど。
お前の会社タチ悪いなって文句言おう思てたら
先にアンタのメッセージが届いたんよ。」

 

それうちのドライバー違いまんがな
ちゃんとドライバーの詳細送ってまっせ
確認してもらわなあきまへんがな。
なんでか知りませへんけど、お客さん、ニセモン掴まされたんですわ。

 

ちゃんとドライバー車の写真、ドライバーの名前プレート番号まで送ってあんのに。。。


ちゃんと見てぇな。
(´Д`)ハァ…


そのお客さん、えらい申し訳なさそうで、
帰国日の空港に行く注文をそのブッチされたドライバー指名で入れてくれましたわ。

それにしても、なんでこんなことになったんか。
全然わけわからんかった。。。。


でも、その約2年後。。。
(俺もヒツコイからな。絶対忘れまへんねん。)

また、“同じホテル”で、今度は日本人のお客さん
予約入ったのが2-3日前やったんで、一応念のためリマインドのメッセージ。(ホンマは超簡単な英語のやり取りやで)

 

弊社 「ドライバーは明日予定通りOO時にお迎えにあがります。」

お客 「さっきフロントから電話があって、
    都合で迎えの時間が1時間早いOO時になるって言ってましたが。。。」
弊社 「はぁ!?

 

それで分かったんよ。


ここのホテル、フロントの誰かが親しい運チャンとつるんでタクシー注文泥棒やってるわけや。
(このホテル、その後も同様のことあり。)

 

筋書はこんな感じや。


弊社手配フロー
*お客からの注文確定。
*弊社、ドライバーをアサイン。
*お客情報をドライバーへ。ドライバー情報をお客へ。
*ドライバーがホテルに電話して確認。

この電話確認はうちの予約業務の流れではデフォルト。
これをサボるドライバーとは一緒に仕事はせんことになってる。
これはプーケットにはよう似たホテル名が結構あって、
間違えて違うホテルに迎えに行ってしまうのを未然に防ぐため。

 

この電話のときに、お客が部屋にいて、直接ドライバーと話せる場合はエエけど、
大概お客は外でエンジョイしてるから、フロントでお客の名前と部屋番号の確認することになわな。
その時、ホテルによってはドライバーに細かい事を聞いてくる場合があるんや。


だいたい、こんな具合やろ。
OOO号室のXXXさんお願いします。」
「お留守なのでご用件お伺いします。」
タクシーの予約を受けたのですが」
日時と行先をお知らせください。メッセージを残しておきます。」

みたいな。


こんなん全部、筒抜けやないか。

 

弊社 「実は今お泊りのホテル、以前にもニセモノ運チャン掴まして、お客を盗もうとしたフロント係おったんですわ。
ドライバー変更などは絶対チャットでお知らせしますので、弊社オペレーター以外の情報は一切信じんといてくださいや。

 

それからうちのドライバーには、
お客の名前と部屋番号で滞在を確認さえできたらエエんや。
それ以上ホテルスタッフにいらん事言わんでエエからな。


うちのドライバー、真面目過ぎなんかな。
こいつらは全然“プーケットの虎”ちゃうなぁ。トホホ。

 

ということで、それでもホテルでの手配が楽でエエちゅう人はどうぞ。
そのお手軽さにはうちは勝てまへんので。
(全部が全部やないで。
実際にそういうケースもありました、っちゅうことでっせ。)


つづく。

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