移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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オンライン教育(タイの場合) プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

タイでも子供達はコロナの影響で長らく登校できていない。
現時点(2020年5月)では登校再開は7月1日の予定やが、
やっとオンライン授業なるものがスタートした模様。
タイの公立学校の話です。私立学校とかインターとかは知りまへん。)

詳細を全て理解しているわけではないが、
地上波、ケーブルテレビ、WebSite、携帯アプリなどをカバーしている模様。

この話を聞いた時、
なかなかやるやないか、と思ったんやけど、
ワシはぜ~んぜんタイの実情を理解してなかったことがすぐに判明。

 

*テレビがない家がある。
*Wifiがない家がある。
*兄弟が4人いるのにテレビが1台しかない家がある。

孫娘に授業を受けさせるためにおばあちゃんが2,000B以下の携帯を探しに来た話。


携帯を買いに来た子供に

「ゲームするの?」

と店員が聞いたところ、

「勉強したいから」

と答えた子供が、小銭と少額紙幣で携帯の代金を払おうとしていた話。

 

それと、はじめは嬉しそうにテレビの前で背筋伸ばして構えてた子供が、
しばらく後には寝てしもうたり、遊びに耽ってる様子。
これは見守ってあげられる大人がおらんねやろうなぁ。
そら、父ちゃん母ちゃんも仕事せないかんし、
付きっきりなんか難しいわなぁ。

 

(政府曰く、これは予行演習みたいなもんで、
これでとりあえず徐々に勉強に戻って、7月1日からの授業に備えてほしい、
みたいな事を言うてる模様。)

 

いつもの通り、
ワシはニュースを100%鵜呑みにすることはないけど、
これらのニュースはおそらくは一部のタイ国民の姿をある程度は伝えていると思う。

こんな調子で今後世界的にオンライン教育が主流になったら、
取り残された子らはどうなるんやろ??


翻って日本。

ワシの甥っ子が4月から小学6年生。
(某大都市の公立小学校です。)
ひと月ほど前、日本の学校ではオンライン授業ぐらいしてるんかな、と妹に聞いてみたところ、
オンライン授業どころか、先生との連絡手段は

 

 

電話

 

これ、
腰抜けるほどビックリしましたわ。

何やら、定期的に家に先生から電話がかかってきて、
“変わったことありまへんか?”
とか、聞いてくるらしい。
LNIEぐらい使こうてサクサクとコミュニケーション出来へんのかいなぁ?

で、勉強はおおかたドリルみたいな宿題形式とか。。。

もうちょっと何かやり方あるやろ!!

こんなことでは、
オンラインでばっちりやってる私立学校の子供達と
ユルユルの公立学校の子供達の格差はすごい事になるやろな。

昔みたいにクラスに数人“落ちこぼれ”がおるような状態やなく、
行ってる学校次第で自動的に“落ちこぼれ組”に入ってしまう感じやな。

金銭的にハード面でついていけない場合も、
何か知らんけど教育システムの変化が遅すぎてついていけてない場合も、
両方アカンわなぁ。。。

 

もちろん、学校の勉強が良う出来るかどうかが全てではないけど、
今回のことはは本人の能力とかではどうしょうもない構造問題とちがうかな。

 

「学校の勉強なんかせんでも、
立派な社長になった人はいくらでもおる。」

 

そんな声が聞こえてきそうですな。

 

はい。
その通りです。
今までは。

 

でも、この感じはそんなんでは乗り越えられへん

生まれながらに行先が決まってる

ような地球全体レベルでの格差になりそうな。。。

 

プーケットのタクシー屋のオヤジに出来る事はあるんか?


ささやかながら経営パートナーの△△がプーケットの子供達のために
以前から続けている活動はあります。
(今ここでは触れまへんけど。)
今はまず、その活動がコロナ後も継続できるよう、
ワシら自身が生き残らんといかん。

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