納得の大バーゲン物件 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
最近、バンコクのコンドミニアムマーケットに注目してるんよ。
香港との二重生活をやめて、生活の基盤をバンコクに一本化したさかいに、
かれこれ5年ぐらい住んでる極小1ベッドルームのコンドミニアムから、
せめてもうちょっと広い所にうつりたいな~、っと。
どうせなら資産価値のありそうな所を選んで、
出来る事なら割安で手に入らんかなぁ、というわけですわ。
ロックダウン下なんで、
どうしても出かける用事があるときに、
気になる物件に突撃して、管理事務所に空き物件を見せてもらったり、
たまたまそのコンドミニアムに出ていた不動産仲介業社に紹介を頼んだり。。。
ところが、先日たまたまネットで土地付きの家のオファーを発見。
それは貸し物件やったもんの、今の自宅からも近く、
興味が湧いたので内覧を打診。
早速アポを取って見に行ったんよ。
オーナーを待つ間、エージェントの女性が、
「この近くに売り物件なんですけど、
今までXXXXBでの売値でぜ~んぜん買い手がなかった物件が、
どうやらオーナーが早よ現金要るらしいで、
****Bでオファーされてるんですよ。」
(こういう今すぐお金が要る状態を広東語では“等銭洗”と言う。
英語で直訳するとWait, Money, Spend そのままですわ。)
「それやがな。
ワシが欲しい情報は。」
(*^_^*)
今の物件内覧後、早速オーナーとのアポを取り付けたがな。
単に経済状況が悪い、というタイミングに当たっただけで、
労せずして普段ではないようなディスカウントにお目にかかれる。
**タクシー屋からの注意**
プーケットの特にローシーズンに路上で客引きをしてる運チャンがエライ安い値段言うてくることがありまんねん。
これも同じ経済原理で、彼らは“等銭洗”の状態。
でも不動産みたいに内覧もインスペクションも出来まへんで。
乗ったら降りられへんし。
しかも彼らはディスカウント分を取り返すすべを持ってまんねん。
詳しくは以前書いたプーケットのタクシーのボリ関連を参照。
***
これってデジャヴュ(既視感)?
まるでリーマンショックのときに幸運にも香港で良い物件を購入できた時のような。。。
(まあ、そんな出来過ぎた話はないやろうけど。)
はい。
やっぱり、世の中そんなに上手いこと行きまへん。
家に帰ってしばらくすると、
「すんまへん。
さっき言うてた明日の内覧の物件、
他のお客さんが値段折り合いついて、
今日の夕方に手付入れるそうですわ。
すんまへんけど、明日のアポはキャンセルいうことで。」
「はいはい。
分かりましたよ。
縁がなかったですな。
またエエ物件あったら紹介してな。」
その後、晩飯前にはこのエージェントから他の物件のオファーが来たことは言うまでもない。
(バンコクのエージェントも速いやつは速いな。
思い出に残る香港の敏腕不動産エージェントの話はそのうち書きまっさ。)
さて。
このバーゲンセールはいつまで続くんか。。。
いや。
始まったばっかりちゃう?