移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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香港のスピード感  プーケットタクシー屋オヤジの香港脱出記

3)さすが香港の不動産屋

 

11月22日(金)

「さて、不動産屋っちゅうても永らく付き合いもないし、

どないしたもんかな。」

数年前から事務所兼用にしてた自宅近くにはいくらでも不動産屋はある。

 

「でも、一見で行くより、まずはここ買うたときのエージェントに電話してみたろか。」

かれこれ10年以上前、世の中がサブプライムローンから

リーマンブラザーズ破綻でひっくり返ってた時、

ワシは虎視眈々とバーゲン物件を探しとったんや。

(その裏には香港返還、SARSの2つの大波。

指をくわえて大バーゲンセールに手が出せんかった悔しさと

途中のアジア通貨危機後にあわや転覆寸前になった汗と涙の歴史があるんやけど、

それはまた別の機会に。)

その時、いろいろと物件を見るときに何人ものエージェントの世話になったんやけど、

その中でスバ抜けて仕事が出来て、

機転が利くエージェントがワシに極上の物件を繋いでくれたんよ。

特に最終局面、最高のタイミングでの情報提供のおかげでワシの出した指値が通った経緯は今でもよう覚えてる。

まるでサービス業の鑑のような仕事ぶりやった。

あれから何回も電話の機種は代えたけど、

こういう人物の電話番号は絶対にキープしてるんや。

どこでまたお世話になるかわからんからな。

 

10年以上ぶりに電話。

 

トゥルゥルゥルゥ(呼び出し音)

「喂! OO先生。好久不見。你好嗎?」

(Hello, Mr. OO. Long time no see, How are you? という意味。)

 

さすが、ワシが見込んだだけはある一流のエージェントや。

10年以上ご無沙汰でも、

電話受けるなり、名前呼んでくるし、物件の事も頭に入ってる。

もう昨日の商談の続きやってる感覚や。

「流石やのう。やっぱり。

他でもない。そろそろこの物件売るときが来たようや。

ちょっと相談乗ってくれへんかな。」

「分かりました。明日おうかがいしますわ。」

流石、香港の不動産屋。

打てば響くちゅうのはこれやわな。

ワシが香港を愛した最大の理由の一つはこの“スピード感”や。

この“スピード感”のなかで仕事バリバリやるのが最高やった。

 

翌日。

以前の記憶通り、短髪でヘビースモーカーのXX小姐と再会。

挨拶もそこそこに。

「この数年前からバンコクと香港の二重生活で、

しかもプーケットに出張も多いし、そろそろ香港の商売閉めて

バンコクに腰据えよう思てるんや。」

「人に貸すことは考えてませんの?

ここエエ物件やし、エエ値段でいくらでも借り手つきますよ。」

「いや、香港におるんやったらそれもエエけど、

バンコクにおっては対応難しいがな。

“収租”(家賃収入を得ること)も一つの“生意”(商売)やからなぁ。」

「分かりました。

ほな、これ記入していきましょか。」

 

今日のところは市況とか相場とか話して、

とか思うてたけど、

早速、売買仲介契約書記入かいな。

さすが速いな。

モロモロの話は書類記入しながらっちゅうことやね。

これこれ。このスピード感。

(ワシ、タイですっかりスピード感、鈍っとるがな。)

 

*感想*
自分のスピード感の低下はなかなか自覚できない

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