移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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またアレが来る  プーケットタクシー屋オヤジの香港脱出記

5)思い出話はなく今後の事。 

 

  • 挙は一応平和裏に実施され、

予想を大幅に上回る●主派優勢の模様。

翌11月25日、空港への移動も、出国も特段の問題もなくバンコクに帰還。

物件のカギをエージェントに預けて、

内見希望者がいたら見てもらうという手もあったんやが、

売り急いでしまいたくない、という感覚ぬぐえず保留。

1月6日からの香港滞在中から売り出しスタートするつもりで、

それまではハイシーズンのプーケットのタクシー業に専念。

(えらい忙しかったんよ。

ご利用いただいた世界中からのお客さんに感謝。)

さすがは香港の不動産屋。

香港に戻る数日前からメッセージがポロポロと。

6日は夜着やから、7日からの内見のアポが粛々と埋まっていく。

例のエージェントとその同僚が入れ替わり立ち代わり内見希望時間を調整してくれる。

会社閉める件もしっかり進めんといかんがな。

帳面もあるけど、在庫の残り(帳面からも外れてる“儲けカス”)も

チャッチャと処分せんといかん。

 

「おう!

ちょっと前から言うてたけど、完全に会社閉める事に決めたから、

今まで使わせてもろてた倉庫に残ったブツを処分するさかいに、

廃棄業者紹介してもらえんかな?

ついでに久しぶりに昼めしでも行こうぜ。」

「沒問題。(No problem の意味)

ちょっと廃棄業者と打ち合わせて連絡するわ。」

 

事務所を止めて住居と一体にしたときに貸倉庫を探してたんよね。

その時、自分の倉庫の空きスペースを提供してくれたこの男は

ワシが香港に住み始めた初期からの付き合いで、

親父の商売を弟と一緒に引き継いで、

メインは弟に任せながら自分は新しい領域に商売を広げてる

なかなかの商売人や。

商売、経済、政治、投資と見識も深い。

こういう商売の話が通じる友人っちゅうのは貴重な財産や。

当然彼もフットワーク素早く、

すぐに業者のスケジュールを確認して

1月13日に廃棄と倉庫明け渡しが決定。

ガンガン入ってくる内見のアポを調整して、

13日午前中に作業終了。

数年間に渡って倉庫を使わせてもらったので、

彼の母ちゃんや弟に事務所で感謝の気持ちを伝えた後、

二人で“茶餐廳”で昼飯。

 

「こうやって一緒に飯食うんも久しぶりやな。

最近は中々こんな機会作れんかったもんな。

会社も正式に閉めるし、不動産が片付いたらワシ、

バンコクに腰落ち着けるつもりなんや。」

 

「おお、そうか。

何か初めて会うたんがつい昨日みたいやけど、

もう25年もなるんやな。。。」

 

昼飯食いながら、今後の商売の事、家族の事、そして、

今後の香港の事。。。

 

さすがに香港の商売人。

やや感傷的な雰囲気にはもなったもんの、

“思い出話”なんか全然なく、話題は終始“今後の”事

 

話は尽きんが、お互い仕事がある。

 

別れ際に彼が言うた。

 

またS●RSが来る。気い付けろよ。」

 

*今にして思うこと*
やっぱりテレビのニュースでは遅すぎる

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