移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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オンライン葬式  プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

(香港脱出記の途中ですが、ちょっとタクシーオヤジの戯言です。)

 

オンライン葬式

(また葬式ネタですんまへん)

 

オンライン会議、オンライン飲み会、
最近はいろいろありますな。

つい先日、趣味の仲間の一人が他界されたことが、
メールを通じて多くの仲間たちに連絡が回されたんよ。

そこまでは以前も結構あったやり方で、
これまでは各自故人の冥福を祈る、という感じやったんやけど、
今回、一種のオンライン葬式みたいなことを経験することになりましたわ。

実際には葬式ではなく、
LINEグループでつながっているメンバーが中心となり、
そのグループに入っていなかった人もInviteして、
司会担当者がリードして皆で黙祷をささげる、というシンプルな形やったんですけどね。

 

故人は日本人やったんで。
今の世相を反映して、
葬式自体は親族のみで行われた模様。

 

ようするに有志による自発的なお別れの会のような形でやったんですが、
仲間は多くの国に分かれて住んでいるので、
このようなオンラインでなければ普段は会えないようなメンバーも参加し、
故人が多くのメンバーの久しぶりの再会の場を提供してくれたような形にになったわけですわ。

そのうちの何人かはその後個別にメッセージをくれ、
久しぶりに近況を知らせ合う良い機会になりました。

住む国は違えど、
コロナによる生活の変化、仕事への影響はいろいろな形で発生している様子。
お互いの無事を喜び合い、健康と安全、そして将来の再会を期したメッセージの交換となりました。

 

チェンライでの葬式のように、
比較的狭い社会ではあるが、実際に人が集まり、寄り添い、故人を見送る、
というのも美しい姿であるし、
今回のオンラインのお別れ会というのも、
今の時代だからこそ実現する、地理的な問題を飛び越えて違う形で人が集う素晴らしい姿やと感じましたわ。

 

色んな考え方はあるやろうけど、
葬式っちゅうもんは故人よりもむしろ残された人の為、という部分が大きいのでは、とワシは考えてる。

そうなると、
付き合いの多い人が亡くなると、
どうしても多くの人に伝える必要がでてくるわな。
(葬式を大きくするがどうかば別として。)

若いころは、大きな葬式に参列すると、
何か故人がエライ立派な人やったような気がしたもんやけど、
最近はワシも若うないんか、
葬式に参列してもそれ自体のサイズにはぜ~んぜん何も感じる事はなくなったなぁ。

若い人が突然亡くなる場合は仕方ないと思うけど、
そうやなかったら、年齢と共にある程度、
人間付き合いも整理して身軽になるのがエエのかも知れんなぁ。

 

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