相乗りはかえって高くつく プーケットのタクシー屋の親父の戯言
ワシらがプーケットで経営しているタクシーサービスdeedeephuketでは普通のサイズ（セダン）の車種だけやなく、SUVとかVANという大きい車も使ってるんですけど、
見知らぬお客さん同士を一緒に乗せる“相乗り”サービスはやってないんですよ。
「行先が近くて、同じときに必要なら安上がりになるからエエやん。」
というのはもっともな考え方です。
どうしてもそれを望む場合は一人当たりの料金が決まった乗合VANがあるので、
それを使うのがスジですわな。
でも、ず～っと以前にプーケットのタクシーのボリ関連のシリーズの“ビール2本でパー”でも書いたんですけど、その乗合VANが “満員なるまで出発しない” “寄り道で小遣い稼ぎ” “降りたところからホテルまで遠い”など、いろんなことがありまして、結構評判悪いんですわ。
（全部が全部とは言いまへんけど。）
「そんな固いこと言わんと。」
ということを言うてくる人もたまにいてるんですが、
キッパリとお断りしてるんですわ。
見知らぬ人と急に車に相乗りすることにして、
料金の負担割合で揉めるとか、相乗りの相手が約束の時間に来ないから結局自分が思ってる金額より高くなるから“ちょっと負けてくれ”とか、
普通の常識では考えられへんようなこと言うてくる人もおるんですよ。
そんな事になったら、せっかくのホリデー気分が台無しですよ。
お金を大切に使うのは当然やけど、
どこにその大切さの重心を置くか、が大事になりますわな。
時に自分の意に反して、というか、
勝手に相乗りさせられてる場合もあります。
注意喚起のためにビデオを作りました。
これは空港のタクシーカウンターでタクシー代を値切ったつもりになっていると実は相乗りさせられていた、というケースです。
特にこういう深夜の到着で相乗りさせられると、
もし、先に他の人のホテルに行く場合、自分のホテルへいく経路から外れても不信に感じず、危険の察知が遅れ、危ない目に遭う可能性がありますよ。
以前タクシーの虎シリーズでも書いてますが、
プーケットのタクシートラブルには空●タクシーもしっかり絡んでるんよ。
（ヒマな時期は必ずタチの悪い輩がぼったくろうとする）
7月に入ると連休もあるし、
タイ国内旅行も少しずつ回復してくれるとエエですな。
いつもは外国人で大賑わいのプーケットはまだ人は少ないので、
静かに楽しめまっせ。
ご予約お待ちしてま～す。
（プーケットの平和はワシらが守ります。）
