まだまだ序の口 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
ロックダウン解除後、
ぼちぼちと以前の生活リズムに戻りつつありますな。
もちろん在宅勤務自営業のワシは取引先とか同僚とかに会うことはもともとありまへん。しかし、趣味のスポーツのおかげで仕事に全然関係ない人たちと交流することができます。
そういう人たちとの会話では色んなことが話題になるんですが、
ワシは他の人の仕事の事を聞くのに興味あるんですよね。
特に最近はコロナの影響で仕事に変化が出ているかどうか聞くのか癖みたいになってますわ。
誰でもそうやと思いますが、
他の人の仕事って全然畑違いなんで、あんまり詳しい事をむずかしく言われても分かりまへんわな。
それを皆さんよく踏まえて、素人にも分かるように簡単に説明してくれるんですよ。
難しいことを簡単に説明できる人っちゅうのは、やっぱりコミュニケーション能力が高いんでしょうね。
先日もある人に仕事の調子はどうか、聞いてみたんですよ。
例のごとく素人に分かりやすいように説明してくれたんですが、
その人の会社は何かを製造する工場に必要な工具を売る仕事をしている、とのこと。
その人曰く、
「死んでます。」
あ、
やっぱりそうなんや。
コロナの前からいくらかの落ち込みはあったそうですが、
その後の工場ストップなどがまともに響いている、ということでした。
コロナ前からの落ち込み、というのはけっこういろんなところで聞いている話です。
バーツ高の影響もあるんでしょうな。
それと、車関係の人が“車売れない”と言うてるのも大いに関係しているように思いますな。
ワシは経済アナリストではないので、
ホンマのことは分かりまへんけど、
タイの製造業がここまで発展してる中心には車の生産が大きく貢献しているでしょうし、そこには膨大な周辺産業がからんできますからね。
縮小とか撤退とかいうことが進んでしまって、
いままで長い時間をかけて築き上げたものが一旦崩れると、
もう元には戻らんようになるんではないか、と思うんですわ。
タイはコロナの感染対策に関しては優秀な成果を上げたようですが、その裏の経済的影響は相当な大きさになってるようです。
経済優先にしろ、というつもりはありまへんけど、
経済も大事にせんことには生きていけまへんからなぁ。
もちろん観光業はすでにボロボロ。
これで製造業まで大きな傷をつけたら、この国はどうなるんでしょうな。
ホンマの意味でのコロナ危機はこれからかも知れまへんな。
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