一家離散はいつまで? プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
7月31日までのビザ自動延長がその後とうなるのか?
外国人受け入れがいつからはじまるのか?
などなど、
人の動きに関する不確定要素が続いてますな。
滞在ビザの自動延長が7月31日以降も継続されるのかどうかに関しては、
現在タイにいて、今後もタイに居続けないといけないのにビザの問題を抱えている、“居たいのに居れなくなる”かもしれないケースですな。
例えば、結婚ビザをまだ取得していない国際結婚カップルがいるとしたら、
その人達にとっては大変なことですな。
実は何を隠そう、ワシも結婚してしばらくは結婚ビザを申請してなかったんですわ。
その理由は、香港に商売がありましたんで、
毎月半分ぐらいは香港に行ってたんですよね。
そしたら、滞在期限が切れるようなことはまずないので、
ビザなしで行き来してたんです。
ところがあるとき、
タイに入国する空港での審査の時に、
「年間180日を超える滞在にはビザが要りまっせ。」
と言われたんです。
その後いろいろ調べたら、それはやっぱりちゃんと書いてあったんですけど、
規定の滞在日数さえ越えんかったらエエと思い込んでたんですな。
まあ、ややこしい事になりたくなかったですし、
結婚ビザを申請するのが嫌やったわけでもないので、
その後速やかに書類を整えて申請しましたけど、
もし、その状態を続けていたら、今頃大変なことになってたわけですな。
あと、困ってそうなのな就労ビザを申請する手前の人とか。
仕事も決まって、その後の態勢を整えてるタイミングでこんなことになったらどうするんでしょうねぇ。
反対に外国人の受け入れの件。
これってそのまま外国に行けるようになることとほぼ同じ意味ですわな。
私のワイフの親戚(女性)が去年のクリスマスごろに中国人と結婚したんです。
結婚後は中国に住む予定やったんですが、
父ちゃんがその頃から体調が悪く、
彼女は結婚後すぐには中国に渡らずに父ちゃんの面倒を見てたんですよ。
ところがそうしてるうちに行き来が出来んようになってしもたんよね。
それが良かったんか悪かったんか。
父ちゃんは先日他界してしまいます。
父ちゃん個人にとっては一人娘の結婚式を見る事が出来たし、
死ぬ前も面倒見てもらえたんで、ある意味幸せな最期やったかもしれませんな。
でも新婚の二人はこれ大変でっせ。
結婚したのに半年以上他国で暮らして、彼らのプランもくるってしまいましたわなぁ。
他にも駐在の任期が切れて、帰国するはずやったのに、
後任が決まらんし決まっても来れんのでいつまでも帰国できん人もいます。
奥さんだけがちょっと一時帰国のつもりて帰ったのが、
タイミング悪く戻れなくなり、半年も一人暮らしになっている人もいます。
以前に国際結婚の地政学的リスクでも似たようなことを書きましたが、
ほんの“ちょっとした”ことの差で離れ離れになったりしてるんですよね。
各国、安全と経済のはざまで難しいかじ取りをしてるんですけど、
その間に家族の関係にもエライ深刻な影響が出てますよね。
そういうワシも、もし3月の香港脱出に失敗してたら、
今頃まだ、仕事も家も処分した後の香港にはまり込んでたと思うたら恐ろしいですわ。
早よこういう問題がおさまって、
家族が一緒に暮らせるようになればいいですねぇ。
ひょっとして、
Zoom家族でいけてしもてることが判明してたりして。。。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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