コロナは口実 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
先日、不動産の内見に行ってきました。
バンコク市内のコンドミニアムで以前からワシが興味を持っていた物件です。
3月中頃にギリギリで香港からバンコクに滑り込んで、
(興味ある人は香港脱出記をどうぞ。)
バンコクがロックダウン状態になった頃から一回見てみたいと思ってた所ですわ。
ところが内見するのにかれこれ3か月以上かかったというころになりますな。
当初、その物件をインターネットのサイトで見つけて、
問い合わせしたところ、
「現在、ロックダウン中ですので、さすがに内見するのは難しいんですよ。
しかもそこはテナントがついている状態なんで、
もうちょっと落ち着いてロックダウンか解除されたら家主から連絡もらうことにしますので、それから内見ということで。」
という感じで、
もちろんそんなこと言われたら、しゃあないな、と思いますわな。
たしか、5月やったと思うんですが、
「たぶん6月に入ったらロックダウンも緩和されると思いますから、
内見できると思いますんで、情報入り次第連絡します。」
待てど暮らせど連絡なし。
もうこの話、流れてしもたんかな、と思いましたが、
確認してみると、まだペンディング状態の模様。
今度は何やら、
テナントが
「コロナ感染リスクあるのに他の人が来るの怖いがな。」
みたいなこと言うてるらしい。
はあ。
不動産屋との最後の連絡からちょうど1か月経って、
やっと内見できるとの連絡があったんんですけど、
ますます先行き不透明になる今日この頃、なんか今さらなぁ。
内見の現場には当然テナントもいるわけで、
数点質問させてもらいましたが、その話の最後の方で、
「数か月前から内見希望していたんですが、
コロナ関連の問題でどうもこのコンドミニアムの管理事務所が部外者の立ち入りを制限してたらくして、今まで待ったんですよ。」
(当然、テナントが嫌がってます、と不動産屋が言うてました、とかいうと問題になりそうなので、適当な言い方したわけです。)
すると、
「え?そうなんですか?
コロナ以降、いままで結構何組か内見に来ていましたよ。」
あら。
そうやったのね。
分かりました。
ホンマは誰も内見を制限したり、嫌がったりしてなかったんです。
ワシの場合、その近所の物件を見たときに助けてくれた不動産屋が話の分かる頭の回転の速そうな人やったので、その人にこのコンドミニアムの物件を指定で探してもらってたんです。
そうなると、家主がその物件を売り出すのを依頼した不動産屋とワシ(買い手)の不動産やは別々なんですよ。
俗にいう“片手取引”っちゅうやつですな。
たぶんこれが何か月も待たされた理由ですわ。
要するに不動産屋は“両手取引”をしたい訳です。
その意味は、売買で発生する仲介手数料を全額“一人占め”することを目指すわけです。
まあ、商売ですから、当たり前というたら当たり前で、
ワシとしても出来る事ならそうなってしっかり儲けてもらえるような形で不動産屋を探すのが得策やと思ってたんですが、なかなかビジネス感覚の合う仲介業者に巡り合うのは貴重なことなんで、今回はその気に入った不動産屋に任せてたんです。
一方、売り主側の不動産屋はワシに内見させる前に必死で買い手を探してたんでしょうな。
まあ、この取引に関しては今回言いたいことの中心ではないし、
まだ何の結論も出ていないのでエエとして、
「世の中のいたる所でコロナはエエ口実として利用されてるんやな。」
と実感したわけです。
まあ、角が立たん口実としては使いやすいかも知れまへんけど、
せいぜいバレんようにやることですな。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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