オンライン新婚生活 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
お存知の通り、8月12日はタイの母の日です。
学校も休みで家族みんなでお母さんに感謝の気持ちを表す日ということになってますんで我が家も今日は特別の食事会になりそうです。
でも、レストランはどこも予約がいっぱいで、
我が家では自宅でシーフードBBQをやることになっています。
昨日は親戚の家で、1日早い母の日ディナーにワシとワイフも招待され、
楽しいひと時を過ごしました。
でも、そこでちょっと運命の悪戯と言うたら大袈裟かもしれまへんが、ちょっと考えさせられることがありましたんよ。
昨日書いた“北タイに生息する同じ人種”で、
チャンライで悠々自適の生活を送るタイ人奥さんとの国際結婚の先輩のお話にあった、“自分で決めて来た”という話に関連することなんですけど。
昨夜の食事会には以前に書いた親戚筋のお母さんと娘さんも来ていたんですね。
その娘さんは去年の年末、中国人の男性と結婚して、ワシらも披露宴に出席したんですわ。
でも、その時は既にお父さんが癌でもう先が長くないことが分かってたんです。
それで、結婚後もお嬢さんはお父さんのためにチェンライに残ってたわけ。
もちろんそれは新郎も賛成した上のことやったし、お父さんの最期にも立ち会えたんでそれはそれで良かったんは間違いないんですが、お父さんが亡くなるときには既に国際間の行き来は不可能になっており、そのまま新婚の二人は生き別れ状態というわけですわ。
もちろん新婚の二人はメッセージアプリでビデオコールでもしてるんでしょうが、
それでも寂しいですわな。
その中国人の彼は日本のアニメの興味があって、
なんど独学で日本語を勉強し、すごく立派に日本語を話すんですよ。
それで、昨夜は食事にワシもおることを知っていたようで、
食事の最中にビデオコールが来て、ワシとも色々話しました。
まあ、画面では明るく世間話をしていたんですが、
こんな気の毒な事ありませんわな。
彼もチェンライの食事が大好きで、ワシらの映像を見て“羨ましい”と何度も言うてました。
本来は二人は中国で一緒に暮らすはずやったのに、こんなことになってしまって。。。
このケースは“自分で選んだ”わけではありませんわな。
タイミングが悪いというのか、選択の余地が限られていたというのか。
世間にはよく似た状況で離れ離れになってる人達がいっぱいおるんでしょうなぁ。
正直な所、ワシもここまで長引くとは思ってなかったんですが、
香港を引き上げてバンコクに滑り込む時は無意識のうちに緊張感は高まってましたな。
ヘタこいてたら、今頃香港で宿無し状態でうろちょろしてるところでしたわ。
もともと国際結婚にはこういうリスクは伴うわけですけど、
実際そんなことまで考えることは少ないですわな。
ギリギリのところでタイに戻ってこれて、こうしてワイフの家族と一緒に田舎を満喫していることが何と恵まれてることか、とあらためて感じた次第ですわ。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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