田舎で不便なこと プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
約2週間のチェンライ滞在が終わろうとしてます。
甥っ子くんの誕生日から母の日まで、
いつも通りですが、あっという間に時間は過ぎていきます。
何も特別なことはなく、
しいて言えば3人の甥っ子くんたちと酒飲みの大人たちが賑やかで、連日になるとしんどい。
でも、彼らがいない時間に庭を眺めながらパソコンに向かっている静かな時間がとても爽やかに感じるんですなぁ。
まあ、都会暮らしのワシにとってはその賑やかさも、静かさも贅沢品であります。
以前からたまにはあったことなんですが、
今回は頻繁にあったのと、超悪いタイミングがあったのでけっこう困りました。
停電です。
「なんじゃ。
停電ぐらい、バンコクでもあるがな。」
はい。
その通り。
バンコクでもたまに停電はあります。
でも、停電になったときの困り方が違うんですなあ。
もちろん、この暑い国で停電になったら、
エアコン、扇風機、冷蔵庫、みなアウトなのは大都市でも田舎でも同じですな。
でも、田舎の停電はけっこう長いんですよ。
それともうひとつ、決定的に困ることがあるんですね。
それは水です。
「なんで停電で水が問題になるんじゃ。」
それは都会のコンドミニアムで暮らしてると分からんでしょうが、
こういう理由がありまんねん。
まず、水は政府の水道があります。
当然それは停電でも問題ありまへん。
ちゃんと流れてます。
でも、田舎の水道は濁ってる場合が多いんですな。
水が赤い場合があるんですよ。
そんな水で洗濯とかシャワーとか食器洗いとかできまへんわな。
そこで、まず水道の水を一旦タンクに溜めて、
それをフィルターで濾過して、電動のポンプで流すんです。
なので、停電でそのポンプが動かんようになると家のなかのほとんどの水が止まるんですな。
濾過器を通していない庭の水道ぐらいしか使えんようになるわけですわ。
それが先日、呑兵衛の義妹たちが来て遅くまで飲んで、
やっと引き上げた後に、食器を片付けてシャワーして寝ようと片付け始めた瞬間に停電ですわ。
エアコンなしで、大雨で蒸し暑いし、真っ暗け。
シャワーも出来んと、
まあ、やけくそ気味になりましたわな。
コンドミニアムに飽きて家を借りようと考えてる人、
水の事は借りる前にに確認しとかんとあきまへんでぇ。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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