異業種からの問い合わせ プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
ワシら、実は元々はG●abみたいなタクシーアプリを作って、
全自動のタクシー屋をやろうと思ってたんです。
でも、限られた資金でそんなアプリ作ろうと思っても、
なかなか上手いこといかんで、バグばっかり。
一つのバグを消すとそのせいで新たなバグが発生する。
をれを延々と1万回ぐらい繰り返しましたわ。
まあ、最終的にはそのエンジニアは予算内でアプリを実用レベルに完成させる能力なかった、ということですわ。
仕事で使えんアプリならたんなる“おもちゃ”ということになりますからなぁ。
ほとほと疲れ、時間とお金を浪費して、
結局アプリはあきらめて、オペレーターが注文を取る形式に変更したんですわ。
まあ、実際に都市部のタクシーと違って、
観光タクシーですから、こっちの方が結局は都合エエっちゅうことも後から分かったんですけど。」
「はあ。
いろいろありましてんなぁ。
で、今はどんなやり方で受注管理してまんの?」
「まさか、帳面とか白板に注文記録を書いてオペレーターがそれを見てる、っちゅう訳やありまへん。
ちゃんとパソコンで管理してます。」
「そらそうでしょ。
まさか白板やったら参考になりまへんからなぁ。」
「多くのドライバーの仕事の予定を管理するんですけど、
いくらその記録を丁寧にとっても、
それをチームとしてしっかり管理できんと仕事になりまへん。
ウチのオペレーターは全員基本的には在宅勤務で、
シフトを決めて交代勤務をしてるんですよ。
なんで、
注文記録の共有がミソで、
誰が注文取っても、その注文内容が他のオペレーターにもちゃんと分かるようになってるんです。
それさえあれば、
注文の変更やキャンセルが後から入っても、
他のオペレーターがきっちりフォロー出来ます。
もちろん、ドライバー選定、お客さんやドライバーへのリマインドは通常はその時々に勤務してるオペレーターがやります。
一人で一つの仕事を完結するケースは“今すぐ来て”という注文以外ではありえませんからね。
ドライバーの発着場所も見えるんで、
他のお客さんの注文でも、ちょうどタイミングとロケーションが合えば、
一人のドライバーが効率よく連続で仕事を出来るようなアサインも出来ます。」
「お金のやりとりなんかはどうしてます?」
「うちの場合は、
ドライバーは乗車料金をお客さんから直接現金で受け取ります。
会社とドライバーのお金のやり取りの記録も受注管理のシステム内で管理できるようになってます。
例えば、会社との間の決められたお金のやり取りが滞ってるドライバーの未収残高なんかもオペレーターにはちゃんと見てるんで、
そういうお金の処理が溜まってるドライバーなんかには発注しないようになってます。」
「完璧ですやん。」
「まあ、このシステムがあるんで、
ハイシーズンなんか、恐ろしいほどの注文がありますけど、
手配ミスとかスッポカシとかはありまへんな。
もちろん、オペレーターが正しく記録を入力する、っちゅうのが前提ですけどね。」
「そのシステムはアプリ制作会社に頼んで作ったんでっか?」
「まさか。
さんざんムダ金使ったのに追い銭払うと思いまっか?」
つづく。。。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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