移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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工場用地の今昔  プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

シリーズ コロナ禍のバンコク不動産投資 もだいぶ煮詰まってきましたが、
今日は他の人の不動産のお話。

 

ワシが香港で商売をしていた時、
その発足当初から、最後の最後までお付き合いのあった仕入先が2軒あるんですが、
そのうちの1軒はタイの近隣国のとある大都市郊外にあります。

その工場を初めて訪問したのはワシがまだ独立する前やから、
かれこれ27-28年ぐらい前になりますかなぁ。

当時はその大都市から車で田舎道を40分ぐらいドライブして到着するんですが、
まあ、道はガタガタのデコボコ。
砂煙をあげながら、ココナツみたいな木とか、壁のないラーメン屋ぐらいしかない道を通って元々はジャングル見たいに木が茂ってた土地を開墾して工場にしたんです。

工場のオープニングセレモニーにも行きましたし、
個別の案件で訪問することもありました。

香港で独立してからは2か月に一回ぐらいのペースで訪問してた時期もあります。

訪問する度に少しずつ道が舗装されていき、
その村の名前もいつの間にか変わっていきました。
今は工場の近くに大きなマンション群もありますし、
付近に地下鉄が通る計画もあります。
もう既に工場地域ではなくなってますなぁ。)

 

この数年はもう訪問することもなくなっていましたが、
ワシが香港の商売をたたむときも電話でその工場の社長さんには報告を入れ、
一緒にやった数々の商売の思い出を話したもんです。

 

その工場の社長さんももう70代後半に差し掛かろうとしていて、
そろそろ引退を考えているようです。

つい先日も電話があり、世間話のついでにその引退ならびに工場閉鎖のプランを聞いていました。

「工場の土地は50年の使用権やったんで、
あと20年以上ある。
相場を調べたら結構な額になるけど、
まあ、外国人がそんな大きな金額の取引するのに、
ひと悶着ないわけないわなぁ。」

「ははは。
そらそうですがな。
そんな価値が跳ね上がった土地の話
役人から不動産屋から、
エライ恐ろしいのがいっぱい出てきまっせ。」

「さすがOO君、
ようわかるな。その通りや。
この前、ちょうど投資委員会の役人が不動産屋連れてきよったとこや。」

 

やっぱり。。。

 

この社長さんは、なかなか難しい人で、業界の人でも取引を許される人は少なかったんですわ。
30年近くも仕事一筋でゴルフも夜遊びもせんと、
工場に泊まり込んでず~っと工場を一流の状態に保ってはりましたわ。

あと2年ぐらいの時間軸での閉業を目指しているようで、
上手くそのプランが順調に進んで、
その工場の土地が真っ当な値段で処分出来たら、
立派な退職金になりますわな。

「OO君はエライ見事に香港の商売たたんで、
しっかり現金化したみたいやから、俺も見習うてそれを目指すわ。」

とんでもないことです。
ワシの仕事なんかとは比べもんにならんような立派なお仕事をされ、
それを綺麗にたたもうとしている姿に業界の先輩以上の尊敬の念を感じますわ。

 

商売は始めるよりもたたむ方が難しい
と言われますが、まったくその通りです。
しかも、外国となると尚更です。
商売の関係は間違いなく上々に仕上げられるでしょう。
あとは不動産の処分が上手くいくことを祈っています。
2年計画で処分の準備を始めているぐらいなんで問題ないでしょうけど。。。

 

 

プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。

プーケットの平和はワシらが守ります。

プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。

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