移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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バンコク不動産市場を毎日観察  プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

コンドミニアム購入の経緯は進行中ですが、
今日は自分のことではなく、
他の不動産のことです。

 

以前に 売国と茹でカエルの中間 で書いた不動産ディベロッパーの苦境を毎日目の当たりにすることになってます。

 

ワシが住んでるコンドミニアムは築15年ぐらい。
BTS駅からワシの足で徒歩15分ぐらいでしょうか。
まあ、エコノミーなコンドミニアムですので、
購入価格も手ごろで、家賃も結構安いところです。

管理状態も可もなく不可もなくといいますが、
たいして不満もありまへん。
まあ、簡単に言えば都心から離れていない割に安い、というのだけが取り柄ですな。

それでも一つ気に入ってるところは、
コンドの裏に運河が流れてるんですね。
散歩などするときにはちょっと気分が変わって、
都心からさほど離れていないにも関わらず、のんびりした雰囲気を味わうことができます。

 

実は今回のコンドミニアム購入に本腰を入れ始めた頃、
いろんな物件を見に行ってたんです。
その時、ふと運河の対面を見ると、何ともおしゃれな新しいコンドミニアムが完成間近やったんですよ。

見るからに高そうな物件でしたし、
そもそも新築には興味がなかったので、何とも思ってなかたんですが、
何事も勉強と思い、ワイフと二人で行ってみたんです。

確か、コロナのロックダウンが始まってほんのちょっと経った時期やったと思います。

 

入口で付近には販売広告が派手に出ていますが、
おそらく大部分は既に売れて、残った分を売り切ろうと思ってるような雰囲気でした。

物件見学というとこで、
ズカズカと入っていくと、若い案内担当の女性が出てきて、
飲み物を出し、アンケートに記入を依頼されます。

アンケートの記入して、見学がスタートするのですが、

「あいにくフォーリンクォータは既に売り切れてしまってるんです。」

「かまいまへん。
欲しかったらワイフの名前で買いますから。」

面白いことに、
対面のワシのコンドから見る限り、この物件のべストロケーションであろう、
運河に一番近く、斜め向かいの歴史ある美しいお寺が良く見える建物は外国人の予約販売で全て売り切れてる、とのこと。
たぶん、それって単価の高い物件が集中してるんやと思いました。

「ところで、外国人に大人気のようですが、
どちらの国のお客さんが多いんですか?」

圧倒的に中国人のお客さんですね。」

 

おお。
エエ情報を聞きました。

その後、2つほど典型的な間取りの部屋を見せてもらいましたが、
一つ目の部屋は全く魅力がなく、購入理由が思いつきません。
二つ目の部屋は売り切れている景色の良い建物に引けを取らんほどのナイスなロケーションで、このコンドでは恐らく一番魅力的な部類の部屋と思われます。

結局、サイズがワシの希望より小さすぎたことと、
当然の新築プレミアムというのでしょうか、
立地、部屋の材質のクオリティーに比べて明らかに割高で、
まあ、当初の予定通り、冷やかしただけ、という結果になったわけです。

 

その物件を最近、散歩のときに改めて対面から眺めています。

もうとっくに実際の入居が始まってるんですが、
ワシの目で見える何十という部屋のうち、
実際に人が住んでいるように見えるのはたったの3-4部屋です。
もちろんいろんな事情があるんやと思いますが、
例の外国人が買ってしまって売り切れていた建物に関しては、
住んでいそうな部屋は見当たりません。

有名大手のディベロッパーなのですが、
最近多数の従業員を解雇するかしたか、という話を聞きました。

今となっては値引きがされたとしてもワシは買う気はありまへんが、
なにやらこのコロナ禍のバンコク不動産市場の困難を象徴してるような気がします。

おそらく、これから数か月は散歩のたびにこの物件の入居状況を対面からチェックするのか習慣になりそうです。

 

 

プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。

プーケットの平和はワシらが守ります。

プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。

deedeephuket.com

 

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