関税90%!! プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
今年の中秋節は10月1日でしたね。
もう10月も終盤なのでしばらく前の事ですが、
ワシが今年の3月まで半分生活と仕事の拠点を置いていた香港ではとても重要な一家団欒の日で、お世話になった人に月餅を送って季節のご挨拶をする、という風習も残ってました。
バンコクに住むワシにも数人の友人から中秋節を祝うメッセージが送られてきて、
異国に移り住んでも気にかけてくれるとは有り難いことです。
そのうちの一人から先週メッセージがあり、
お茶の葉を送りたいので郵送先の住所を教えてくれ、とのこと。
彼は趣味のスポーツの仲間なんですが、
お茶も趣味としており、香港在住の頃からときどき美味しいお茶を贈ってくれていたんです。
タイの税関はややこしそうなので、
その旨を彼に伝え、貰う立場から失礼とは思いましたが、
以下のお願いをしておきました。
多くの量を贈らないこと。
お茶だけだとややこしくなりそうなので、他の物を一緒にしてそれを送る風体にすること。
価格を安く表記し、No Commercial Valueとしておくこと。
暫くするとWhatsAppでEMSの送り状の写真が来て、
あとはTrackingのサイトを見ながら待つだけです。
すると3-4日ぐらいで既にバンコクに到着し、
何やらちょっと見慣れないことが書いてありました。
“受取人によって引き取り”みたいな。。。
はい。
やっぱり通関で引っかかったんです。
初めての経験やったんで紹介しますわ。
まず、税関からの手紙がポストに投函されてました。
内容をワイフに読んでもらうと、
*香港からの荷物を預かっているから取りに来ること。
*7日間のみ有効。
*場所はチェンワタナの郵便税関
うわ。
チェンワタナまで行かなアカンのかい。。。
念のため電話で紹介番号で確認すると、その通り。
受付時間は
8:30-16:30。
(こんなん、普通の勤め人やったら行けまへんがな。)
仕方ないので行ってきました。
税関からの手紙を見せると、パスポートのコピーを取ってくるように言われ、
それを提出すると整理番号をくれます。
すご~く遅い番号進行で30分ほど待って、やっとワシの順番。
担当官に荷物を開けるように言われ、開封。
お茶が現れ、いくらぐらいか聞かれるが、
エエ加減に
「2箱で400Bぐらいちゃいまっか。」と答えると、
「送り状にHK$180-と書いてあんがな。」というので、
(分かってるんやったら聞くなよ、と思いながら)
「ほな700Bぐらいでんな。」と答える。
すると、
別の窓口に行って内容をそこで再度見せてくること、という指示。
そこに行くと前の人が段ボールの底まで調べられてましたわ。
ワシの場合は、お茶を確認して、
税関からの手紙のコピーを取ってくるように言われただけです。
(はじめからこのコピーも取れって一回で言うてくれよなぁ。)
そして再度さっきの担当官の所に戻ると、
「送料のHK$169-を合わせてトータル1,444Bでんな。
アンタ、今回は良かったなぁ。
1,500B超えたらお茶とコーヒーは90%の関税かかるんやで。
次は気ぃつけや。」
は~。
もうちょっと高い値段書いてたら終わってたがな。
しかも荷物一つ受け取るのにこんな面倒臭いことになるとは。
おまけに帰りは大渋滞。
こんなんでは並行輸入の個人商売なんかは到底できまへんな。
それぐらい簡単に出来たらこの御時世、市民は頑張って生業を探すこともできるでしょうになぁ。
なんか、こんなとこだけキッチリしてるんもなぁ。。。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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