まずは自分の心配 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
相変わらずプーケットは閑散とした状況が続いており、
観光客だけでなく、地元民までも田舎へ避難し、
見るも無残なシャッター通りを見せる動画投稿が出ています。
やはり、都市部と観光地の差というのは物凄いもので、
経済の構造の違いによる現時点での状況の落差を感じざるを得まへん。
バンコク市内はプーケットに比べ、
一見したところ、そのような悲惨な光景にはなってないですが、それでバンコクは問題ない、という風に考えるにはちょっと違和感があります。
あまり外を歩き回らんのでワシの感覚なんぞは他の人よりももっと鈍いと思ってるんですが、どこも以前よりは良くない状況でも我慢して、耐えて、営業を続けているように感じます。
我が家はあまり頻繁に外食はしない方やと思うんですが、
ワイフのご機嫌が悪くなるちょっと前にガス抜きをする、
ということを自分に言い聞かせながら、
それりの頻度でレストランでの食事を楽しんでます。
どちらかと言えば、
普段使いの経済的なお店に多く行くというよりは、
回数を控えめにして、ちょっと気分を変えることができる(やや高くつく)店にたまに行く方です。
でも、そういう使い方をする店で、
気に入る店を増やすのは難しく、
どうしても数件のお店をローテーションすることになるわけです。
暫く前のある日、
例の如く、ちょっと気分を変えようと久しぶりの店(お肉が美味しい)に行ったんですが。。。
味は変わってないものの、
サイドディッシュ系の物の量が明らかに激減しておりました。
しかも、来る皿来る皿連続でその傾向があり、
お皿が来る度にワシとワイフの視線が合います。
まあ、色々な問題を抱えてるに違いないけど、
少なくとも味はキープしてくれているので、
その努力を称えつつも、
気持ちは若干冷えてしまいました。
その時、ワシがバンコクで最も気に入ってる店(魚が美味しい)の事が頭をよぎりました。
数か月に一回ぐらいしか行かんのですが、
実はコロナロックダウン後に2-3回行ったその前は2年ぐらい行ってなかったんですよ。
でも、その店は2年のご無沙汰にも関わらず、
寸分違わぬイメージ通りの物を提供してくれました。
そしてそれ以降も常にその水準をキープしています。
値段は若干上がっているかもしれませんが、
それは通常スピードのレベルであると感じています。
今まではそれを単に嬉しく思うだけやったんですが、
お肉の店で感じた変化と対比し、
この魚が美味しい店はどうやってこんなこと維持できるんやろう、
と心配になってきました。
Twitterなんかで、
外食の評価などをしてるのを見ても、
やはりこの苦しいご時世にな内容の劣化や閉店を嘆くコメントを多く目にするようになってますな。
しかし、提供側だけでなく、困難は消費者側にも押し寄せてます。
人様の心配より、まずワシ自身の心配をせんといけまへん。
良い物、良いサービスが正当な対価を取って、
それを多くの人が受け入れやすい経済状況であって欲しいですね。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
プーケットの平和はワシらが守ります。
プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。