会計事務所とのやりとり プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
自営業の方にはおなじみのことだと思いますが、
会社としても決算というのがありまして、
それを会計事務所にお願いして毎年税務署に提出するんですよ。
タイでは今年はコロナの影響で税務署への最終提出期限が8月末に設定されています。
ワシは香港で商売をしていた時から会社の経理に関しては他人任せにせず、
自分でしっかりと管理をしてます。
会社の帳面というのはその事業の成績表みたいなもんで、
儲かってるなら一体どれくらいどうもうかってるんか、
損してるならどれくらいどう損してるのかが見えるわけです。
それをエエ加減にしてると、
自分の商売がどっち向いて走ってるんかわからんようになるんですよね。
もちろん、ワシらのプーケットでのタクシー業はエエ方向に向かって走ってるわけありまへんわな。
それこそ断崖絶壁を垂直に墜落してるような状態です。
それでも、どれぐらいの秒速で落ち続けていて、海面あるいは海底の岩盤まであとどれぐらいの距離が残ってるかを知らんと、あと何秒命が持つか計算出来んわけですから、
いくらアカンでもアカンなりにちゃんと数字を出してそれを正確に把握しとかんとイカンのですよね。
ところが、毎年のことなんですけど、
会計事務所からこの時期(通常は4月末が期限やったかな?)に出てくる数字が、
ぜ~んぜんアカンのですわ。
アカンというのは成績がアカンのではなく、
数字がデタラメなんです。
もちろんワシは会計のプロやないし、
帳面のつけ方は独学で勉強したんですけど、
それでも人に見せても恥をかかん程度にはちゃんと財務諸表を完成させることぐらいは出来てるつもりです。
しかも、年度が終わってからそれなりの期間内には帳簿をしっかりまとめて会計士に十分な時間的余裕をもって仕事をしてもらえるように提出してます。
それが、毎年。。。
ギリギリになってから財務諸表を出してくるんですわ。
もちろん会計ルールの変更やワシが知らんかった処理なんかも付け加わってくる場合もあるので、ワシが出した数字からある程度変化があるんは当然です。
でも、まあ、
まるで子供がやったような仕事で返ってくる場合が多いんですな。
そもそも去年税務署に提出して確定してる数値まで変化してて、
当然それが原因で右と左が合わんようになって、
その辻褄を合わせるために全然関係のない所の数字をエエ加減に調整したりするんです。
で、
それをいちいちワシが指摘して、
最終的には大概の場合ワシが初めに出した数字でケリがついてそれで税務署に申告するんですわ。
まあ、ワシらの帳面なんかは比較的トランザクションも少ないので、
新人レベルの担当者がやってるんでしょうが、
それでもAudit Feeはちゃんと取るんですよ。
逆にワシが授業料もらいたいぐらいですわ。
この国は特に税制がめんどくさく、VATやWithholdingTaxを毎月連絡せんといかんので、会計士なしでは仕事にならんし、ビザやワーパミの申請がらみでもお世話になってるんで、あんまりなことも言えんのですけど。。。
まあ、それせも会社設立時に使ってたまともに連絡も取れん会計士よりはずっとマシですけどなぁ。
たぶん、同じ問題抱えてる人、結構多いと思いますわ。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
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