移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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コロナ感染と浮気守秘義務 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

タイは今のところ順調にというか、
もうほぼ国内新規感染者が発生しない状況がけっこう続いてて、
比較的厳しい規制を受け入れた甲斐があったような結果には今のところなってるんですわ。

国内居住者の多くは、

「もうそろそろ普段の生活に戻らせてくれよ」

という雰囲気になるのも当然で、
エエ加減に仕事始めんとみ~んな干上がってまうわなぁ。

しか~し、タイ政府は非常事態宣言は6月いっぱい継続
深夜の外出禁止令も短縮したものの継続
一部業種(バーなど)の営業再開もまだ認めない

ちょっと慎重すぎるんやないか?という意見が大勢のようですな。

 

その慎重さは国民性に由来してるのか? (いやいや)

それとも他の意図があるのか。。。


その慎重さを示すものの一つに最近できた

タイチャナ

というシステムがある。

簡単に説明すると、

*スーパーマーケット、レストランなどの施設に入場するとき、
入口のQRコードをスキャンし、それによって、自分がこの施設にいつ入ったかの記録を送信。

*その施設を出るとき、
出口のQRコードをスキャンして自分がいつ出たかの記録を送信。

これはによって、もし感染者が出た場合、その出入記録と蓄積されたデータから同じ時間帯に同じ施設にいた人(感染可能性がある人)を追跡できる、という仕組みですわ。

いちいち自分の行動を追いかけられているようでエエ気分ではない、と思っていたもんの、こんな時期やし、仕方ないかなぁ、というのが市民感情のようですな。

エエか悪いかは別として、
コロナのリスクが完全になくなるまで、
いや、ということはこれが今後のニュースタンダードになるかも知れん。 

安全の為、一部の個人情報を担保にする、ということになってしまうんやねぇ。

 

ワシらの会社deedeephuketも考えたんよ。
どうやって少しでもコロナ感染リスクを下げるか。。。

 簡単に書くと、

従来
*ドライバーサイド
効率配車、遅刻防止などの観点からオペレーターがGPSで現在地を把握。
(マスク着用、車内消毒は当然)
*お客さんサイド
お迎え場所間違い防止、人違い防止、お忘れ物対策などの観点からお名前、ご連絡先を記録。
*管理サイド
上記双方の記録に加え、行程、乗車時間、降車時間の記録。

 

(これ、今までの全てのオーダーで実行してまっせ。)

 

今後
ドライバーサイドにGPS位置情報履歴保存の指示を追加し、
万が一、当局から感染経路追跡のための情報提供の依頼を受けた際、より正確な協力ができる体制をつくります。(必要な場合、行先履歴、受注履歴を提出することが可能。)
これにより、感染経路不明のケースの改善に貢献できますな。

これで、安全で楽しいプーケット維持の一助となりたいもんです。

 

この件に関して、ドライバーに協力以来したところ、

「こんなことして、浮気バレたらどないしてくれるんや。怒」

と案の定の反応。
ワシの答えは、

「バラされたなかったら、黙って言うこと聞くんや。」

 

もちろんそれは冗談。

ドライバーの現在地を仕事時間には確認するけど、
行動履歴をワシらが見る事はありまへん。
あくまで当局に協力依頼されたときにドライバー自身が任意で協力するということでっせ。

「ワシら、お前の浮気調べるぐらいヒマちゃうからなぁ。」

 

ということで、ワシらとドライバー達はますます固い信頼関係で結ばれるのであった。

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