移住と起業と、まさかの投資

プーケットでタクシー屋はじめました

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香港でトムヤムクン  プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言

香港にあるタイ

 

香港にタイ人の街があるのを知っている人は少ないかもしれまへんなぁ。

その昔、香港の空港は啓徳(カイタック)空港という名前で街中にあったんよ。
ワシが香港に住み始めた1995年時点ではまだ今の空港はなく、その街中の空港が使われてた。

それを思い出しただけで懐かしい昔の香港の雰囲気が脳内に充満するわ。

 

まず、香港に着陸する飛行機は九龍の街の上空を低空で飛び、獅子山という九龍北部の山に迫ると右に急カーブを切りながら九龍湾に突き出ている啓徳空港へ滑り込む。
結構スリルのあるランディングで、町のアパートの部屋の中まで見えるぐらいギリギリの高度で住民の暮らしをかすめながら到着する。

(空港に降り立つと使い古した調理油のみたいな匂いがして、それが香港に着いたということを実感させる、と旅行者の合言葉になってたなぁ。)

 

その九龍湾に突き出す啓徳空港の滑走路の付け根あたりが九龍城(カウロンセン、Kowloon City)と呼ばれる地域で、どういうわけかそこにはタイ料理屋さんがひしめいている

(聞くところによると、タイに多い潮州系華僑の女性がこの九龍城の潮州系香港人に嫁ぐケースが結構あったのがきっかけとか。)

ワシも出張でタイに行き始めてからタイ料理のファンになり、
その後この街にちょくちょく食事に出かけるようになった。

ほとんどの店はタイ出身者に経営されており、料理の味はホンモノ。
もちろん、値段をタイと比べるのはナンセンスやけど、物価の高い香港では非常に良心的な値段で楽しめる外食として、ワシの定番の一角を占めとったわな。

 

そのやや古い街といえる九龍城は啓徳空港の閉鎖以降、少しづつ再開発されているんやが、どうやらその再開発もスピードが加速しそう、という話。

もともと、この一帯は飛行機のランディングの真下、という特殊事情もあって、香港では珍しく、高層の建物の建設は禁止されてたんよね。
なので、香港で唐楼(トンラウ)と呼ばれる7階建てぐらいでエレベーターなし、プロパンガス使用、という築50年超えるような建物がまだ主流なわけよ。

そういう古い建物をガサーっと取り壊して、40階建て、下が店舗とかオフィスで上がコンドミニアム、みたいな典型的な今風のビルにして、、、。

まあ、しっかり儲けてくらはい。
そのコンド、値段なんぼか知らんけど、、、。
(ワシは買わんで。)

当然家賃も上がって、その一帯のタイ文化はなくなってまうかも知れんなぁ。

香港の不動産開発はすさまじいから、そんなことどうでもエエんやろなぁ。

 

以前の香港は家賃は髙いとはいうもんの、
旅行者にとっては税制上ブランドショッピングは割安、世界最高水準の各種中華料理や、各国料理もコスパ良く楽しめる、という楽しい場所やったけど、
今やもう、キ●ガイみたいな家賃ゆえに何を食うてもバカ高い場所になってしもうた。。。

そこからタイ料理街まで消えてしまうんかいな
そらもう、コロナ終わったら、タイまで食べに来るしかないで。

ご存知の方も多いでしょうが、
バンコクにも大きな中華街があります。
香港人なんかバンコクでふかひれスープを食べるのを楽しみにしてる人が多いでっせ。

それとあまり知られてないのが、
プーケットは中華系の人が多く、プーケットタウンに行くと、
美味しい飲茶レストランが多い、っちゅうこと。

移動制限が解除されたら、
ビーチだけやなく、タイ料理や飲茶も楽みにプーケットへおいでやす。
プーケットはタクシーが評判悪い、って言われてますけど、
うちのdeedeephuket が安全確実に楽しい旅をサポートします。

待ってまっせ!!

 

 

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