古くて新しい外食の形態 プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
バンコクの街は最近、レストランのデリバリーのバイクが物凄く増えています。
もちろんそれはバンコクのみならずプーケットでもそうです。
しかし、プーケットとバンコクの事情を比べてみると、
そのデリバリーに関してははプーケットの方がより比率が高いように感じられます。
立地や種類にもよるのでしょうが、
レストランに関してはバンコクの方がまだお客さんが入っているような雰囲気です。
都会と田舎(プーケットも観光客が来なけれは単なる田舎ですからね)ではその辺の変化にも差があるんでしょうか?
そこには家のサイズとコミュニティーというもんが関連してるんではないか、と思うんですわ。
まず、田舎は家が広い。
都会の真ん中やと、家に住んでるひとは少なく、
ほとんどはコンドミニアムに住んでいる。
都会にはいろんなコミュニティーがある。
趣味の仲間、仕事の仲間などなど。
ワシらも趣味のスポーツの練習の後には仲間と一緒に食事に行くことがほとんどです。
ちなみにワシのワイフもスポーツジムの後に仲間と昼ごはんを貯めて帰ってくることが多いですな。
仲間と一緒に食事となると、
都会の小さなコンドミニアムで、というわけにもいきまへんな。
そうするとやはりレストランは必要になります。
もちろん食事の準備をするのは大変なのは都会でも田舎でも同じですが、
やる気になっても狭い部屋では出来まへんわな。
それが田舎の場合は、家の場合はスペースがたっぷりあるので、
BBQやムーガタをするのには問題ありまへんな。
そういうことを考えてると、香港の事を思い出します。
ご存知の通り、香港は住居スペースが極端に狭いんで、
よっぽど親しい人で少人数でないと、部屋によんで食事するものはばかられますんよ。
ですから、食事は当然レストランに行くことになります。
しかし、レストラン経営も香港の超絶に高い家賃を考えると、
本当に難しい商売で、多くの場合が家賃倒れになってしまいます。
そこで、面白いやり方があったんですよ。
私房菜(シーフォンチョイ)
これ、意味を直訳するとプレイベートルーム料理、ってなところです。
香港にも消防法とかレストランの登録とがはあるので、
どういう位置づけか、詳しい事は知らんのですが、これは普通のアパートを改装して、そこに1日1組とか2組とかの団体のお客さんの予約を取って営業するんですね。
そうすると家賃は安いし、事前に予約したお客だけを入れるので食材のロスもなく、
非常に効率の良い方法なんですね。
もちろんマーケティングというか、どうやってお客に認知されて集客するか、という問題はありますが、このコロナの御時世には適したやり方ではないか、と思いますな。
結構以前からある形態ですが、こんなニューノーマルもあり得るかもしれまへんな。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
プーケットの平和はワシらが守ります。
プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。