高齢者の情弱克服ツール プーケットのタクシー屋のオヤジの戯言
ほぼ毎晩の母ちゃんへのビデオコール。
別に大した話題もありまへんが、
一人暮らしの高齢者がこのコロナ禍で外出も人付き合いも減り、
体も頭も弱っていくスピードを少しでも緩和したいと思って、
事情の許す限り続けています。
このビデオコールを出来るようになったこと自体、
母ちゃんにとってはまるでドラえもんが特別な道具を出してきたような気分のようです。
冷静に考えたら、ワシも25年前に香港で独立したころはFAXでやり取りしてて、
その後少ししてからパソコンを使い始めたという記憶があります。
通信手段は急速に進歩し、日々の生活がどんどん便利になってるわけですが、高齢者はその進歩した通信手段から取り残される場合が多いようです。
ワシの母ちゃんは若い頃から片方の耳が聞こえにくく、
年齢が高くなるにつれてその症状はどんどん悪化して、
いまでは右の耳は全く聞こえず、左の耳は何とか聞こえるものの、
音が割れて聞こえるらしく、屋外での会話などは難しいようです。
そのような症状は家族ですらなかなか理解するのは難しく、
聞こえやすい方向から話しかけてあげるとか、
座る位置を調整したあげるとかいうことをついつい忘れてしまう場合もあります。
今でこそビデオコールを楽しんでますが、
はじめのうちは普通のボイスコールでした。
あるとき、ワシが思いついてビデオコールを説明してやってみたんですが、
携帯のスピーカーから出る声が聞き取れず、一旦諦めたのですが、
イヤホンを使ってやってみたら思いのほか上手く聞こえたので、今はイヤホンを使ってのビデオコールで落ち着いているわけです。
一人暮らしですから、出かけない場合はほぼ1日室内でテレビを見ているようです。
見ているのは有線テレビの韓流ドラマ。
理由ははっきりしています。
“字幕”があるからです。
テレビのスピーカーからの音が聞き取りにくく、
字幕を頼りに内容を理解しているわけです。
それはそれでいいのですが、
それではニュースが聞こえません。
イヤホンを繋いでテレビを見るのは距離感が悪くあまり気が進まないとのことでした。
なので、ニュースも字幕を頼りにしてそれなりの理解をしているようです。
昨日のビデオコールでそんな話をしているときにふと思いついたんですが、
ワシは興味がなかったんで調べたこともなかったんですが、最近はワイヤレスのイヤホンがあるはずで、
話をしながら早速ア●ゾンで調べてみると、
ありますがな。
しかも結構安い。
でも、母ちゃんのテレビはたぶん新しくないのでたぶんBluetoothに対応してないからアカンやろと諦めかけましたが、ちゃんとその商品の紹介ページにトランスミッターも紹介されてました。
両方合わせても大した金額になりまへんし、
しかもワシが注文して母ちゃんの家に届ける事ができます。
もし、使用法に問題があればその時は妹にでも頼めば使えるようになるでしょう。
その旨説明すると母ちゃんはエライ喜んでましたわ。
ワイフのポー(父ちゃん)が数年前から耳が急激に聞こえづらくなり、
補聴器を買ってあげてしばらくは上手くいっていたのですが、
その後、両耳が完全に聞こえなくなり、非常に寂しい思いをしています。
母ちゃんには少しでも聞こえる間に色々な情報を楽しんで欲しいもんです。
プーケットのぼったくりドライバーに関しては過去記事をご参照ください。
プーケットの平和はワシらが守ります。
プーケットにお越しの際は事前にLINE等でご用命ください。
安全確実にお迎えお送りいたします。
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